現役テープ起こしライターの文字太郎が、テープ起こし未経験・初心者の方に役立つ情報をご紹介していきたいと思います。

テープ起こしライターへの道

テープ起こしの仕事

まずは身近な会話を録音して練習してみる

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テープ起こしの仕事に興味はあるけど、自分に出来るものなのか不安に思っている方におすすめしたいのは、仕事を始める前にテープ起こしの練習をすることです。

テープ起こしのドリルがamazonで2000円弱で売っています。私がこのドリルを購入したのは2010年7月で、既にテープ起こしの仕事を1年以上こなしていましたが、うまくまとまっているので参考になる部分も多々ありました。

本当にテープ起こしの仕事を始めるかもわからないのに2000円弱の出費はもったいないと思う方は、もっと手軽な方法があります。この記事のタイトルにもあるように、まずは身近な会話を録音して練習すればいいと思います。

偶然ICレコーダーを持っていたというケースは少ないでしょうから、そんな場合は自分が持っているスマホで録音すればいいでしょう。

録音内容は、家族や友人との団らんなど何でもいいです。スマホで録音した音声をパソコンに取り込んで、音声を聞きながら文字に起こしてください。リアルタイムで聞いて理解していたことと違う発見もあったりして面白いもんですよ。自分の発言も文字にしてみると、自分で考えていたよりも脈絡のない話をしていたり、同じことを何度も言っていたことに気づいて恥ずかしいものです。とりあえず手軽な練習にはなりますので、お金をかけたくない人にはおすすめの方法です。

身近な会話の起こしに慣れてきたら、テレビ・ラジオのニュースやバラエティー番組を録音すると少し難易度が上がります。特に討論番組なんかは複数の人が次々に発言するので最初は大変かもしれないですね。実際の仕事では会議の文字起こしなんかもよくありますので、複数人の会話に慣れておくのも大事かと思います。

発話の聞き取りやすさやスピードなどによって変わってきますが、平均して録音時間が10分の音声を1時間程度で文字に起こせるようになったのならテープ起こしの仕事もそこそこいけるんじゃないでしょうか。

ただし実際の仕事では、身近な会話やテレビ・ラジオの発言よりも難易度の高い案件にあたることも結構ありますので、それなりに覚悟はしておいてくださいね。

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