テープ起こしは録音された音声を文字に起こす作業となります。
パソコンを使って作業をしますが、それほど難しい操作をするわけではないので、作業自体は多くの方ができると思います。
ただし、仕事としてテープ起こしをするには多少適性があると思います。
コツコツとやる作業が苦とならない
テープ起こしの仕事は集団でワイワイやるものではなく、1人でコツコツ作業することになります。机に向かってじっとしているのが苦手な方には向いていないかもしれません。
お客様から受け取る音声は聞き取りづらいものもあります。何度も同じフレーズを聞き直す根気がない方は継続してテープ起こしの仕事をするのは難しいと思います。
知らない言葉をインターネットで検索できる
会議や講演会、インタビューの文字起こしをしていると、聞いたことのない用語がボンボン出てくることがあります。医療・介護業界の話や専門技術、学術用語がたくさん出てくる話もあります。
知らない単語をインターネットで検索すると、かなりの情報を得ることができます。少しでも聞き取りの精度を上げるために、こういった作業ができる方はテープ起こしライターの適性があると思います。
安定した収入をすぐに求めない
テープ起こしの仕事を始めてすぐに安定した収入を望むのは厳しいです。どこかの業者に所属したとしてもベテランライターが優遇されています。また初心者の場合は単価も低めのことが多いです。
今すぐにある程度の収入を得たいのであれば、時給で稼げるアルバイトやパートに出たほうが手っ取り早いです。テープ起こしでは経験を積んでから少しずつ収入アップを目指したほうがいいと思います。